プラシーボ(ベルギー) | アーティスト
プラシーボは、1971年にベルギーのワーテルローでマーク・ムーラン(キーボード)、ニック・フィゼット(トランペット)、アレックス・スコリエ(サックス)、リチャード・ルースレ(トランペット)、ニコラス・クレッチクウォフスキー(ベース)、フレディ・ロティエ(ドラム)、ジョニー・ドーヴァー(サックス)、フィリップ・キャサリン(ギター)、イヴァン・デ・ソウテル(ベース)、フランシス・ワイアー(ギター)によって結成されたベルギーのジャズ・フュージョン・バンドです。バンドリーダーのムーランはベルギーの音楽界の伝説的人物で、コス、アクサック・マブール、テレックスなどのバンドで演奏したほか、他の多くのアーティストのプロデュースも手掛けました。60年代に初期のソロ作品をいくつか発表した後、ムーランは友人のギタリスト、フィリップ・キャサリンとバンドプラシーボを結成しました。プラシーボは、ニュークリアスやソフト・マシーンなどのカンタベリー・シーンのバンドに似たジャズ・フュージョンのスタイルを演奏しました。プラシーボは短期間しか活動していませんでしたが、3枚の素晴らしいスタジオアルバム『 Ball of Eyes 』(1971年)、 『1973』 (1973年)、 『Placebo』 (1974年)と、2019年までリリースされなかった同様に素晴らしいライブアルバム『Live 1971』を発表しました。また、1999年にリリースされたコンピレーション『 Marc Moulin: The Placebo Sessions 1971-1974』も強くお勧めします。ベルギーのプラシーボは、1994年に結成された同名のイギリスのポストパンクバンドとは何の関係もありません。
アーティストウェブサイト: wikipedia/Marc_Moulin
注目のアルバム: Placebo (ベルギー)
関連アーティスト: Cos、 Marc Moulin、 Philip Catherine、 Aksak Maboul
ビデオクリップ: Live in Brussells、 Balek、 Live in Temse