第11の家 | アーティスト
イレブンス・ハウスは、ギタリストのラリー・コリエルが率いる、1973年にニューヨークで結成されたアメリカのジャズ・フュージョン・グループである。当時の他のジャズ・フュージョン「スーパーグループ」、ウェザー・リポート、マハビシュヌ・オーケストラ、リターン・トゥ・フォーエバーと同様に、イレブンス・ハウスのラインナップは、一流ジャズ奏者のコリエル(ギター)、ランディ・ブレッカー(トランペット)、マイク・マンデル(キーボード)、ダニー・トリファン(ベース)、アルフォンス・ムゾン(ドラム)で構成されていた。バンドは1973年に、ラリー・コリエルを迎えて素晴らしい最初のアルバム「Introducing Eleventh House」をレコーディングした。続くアルバムは、1974年の「Live In Montreux」と「Level One」 。1976年のリリース「Aspects」では、日本人トランペット奏者日野皓正がローレンスに代わって参加し、よりホーン主体のファンク・サウンドとなった。メンバーの変更をしながらも、バンドは定期的に集まり、2017年にコリエルが亡くなるまで演奏を続けた。ラリーの息子ジュリアン・コリエルは1999年にセカンドギターとして参加。バンドの最後のアルバム『Seven Secrets』は2017年にリリースされ、コリエルがオリジナルメンバーと行った最後のレコーディングセッションが収録されている。傑出したアルバムには『Introducing The Eleventh House With Larry Coryell』、『Level One』 、 『Aspects』などがある。コリエルと他のバンドメンバーはそれぞれソロ作品や共同作品もリリースしている。
アーティストウェブサイト: wikipedia/The_Eleventh_House
注目のアルバム: The Eleventh House