フラワー・トラベリン・バンド | アーティスト
フラワー・トラベリン・バンドは、1970年に東京で内田裕也(ボーカル)、石間秀樹(ギター)、小林純(ベース)、和田譲治(ドラム)、山中「ジョー」章(ボーカル)によって結成された日本のロックバンドです。彼らは日本のカウンターカルチャー運動とつながりがあり、初期のヘビーメタルとサイケデリック・ロックやプログレッシブ・ロックを融合させた音楽で知られています。このバンドは、1960年代半ばにロンドンで友人のジョン・レノンを訪ねた後、日本に戻った内田裕也によって結成されました。ロンドンで彼はクリームやジミ・ヘンドリックスなどの新進アーティストを紹介されました。裕也はカバーバンドとして「フラワーズ」を結成し、1968年にヘンドリックス、クリーム、ジェファーソン・エアプレイン、ビッグ・ブラザーの曲をカバーしたアルバム「チャレンジ!」をリリースしました。このアルバムは、カバーでメンバー全員が裸のポーズをとった写真が掲載されたことで、日本のメディアで話題になりました。裕也はその後フラワー・トラベリン・バンドを結成し、デビューアルバム「エニウェア!」をリリースしました。で、このアルバムでもバンドメンバーが裸でカバーされていました。1970年、バンドはカナダに渡り、オリジナル曲の最初のアルバムを録音しました。彼らの名盤「Satori」は1971年にリリースされ、その年はドクター・ジョンやエマーソン・レイク・アンド・パーマーなどの大物アーティストと共演しました。彼らは1972年に日本に戻り、翌年はローリング・ストーンズの日本ツアーに同行する予定でしたが、ミック・ジャガーのビザが麻薬で有罪判決を受けたため、すべてのコンサートがキャンセルになりました。バンドは5枚のスタジオアルバムをリリースした後、2011年に解散しました。代表作には「Satori」、「Made in Japan」 、 「Make Up」などがあります。また、1975年のコンピレーション「The Times」も強くお勧めします。
アーティストウェブサイト: flowertravelliningband.com
注目のアルバム:フラワー・トラベリン・バンド
関連アーティスト:キラ・ジョー山中、内田夕友&ザ・フラワーズ